素人童貞のHIVライフ

素人童貞のままHIVに感染してしまったおっさんのHIV関連ログ

素人童貞なんですがHIVキャリアになってしまいました

はじめまして、イヌバヤシです。
アラフォーの男性で、親からは「そろそろ結婚しなさい」と言われ続けてもう10年、といったところ、ひょんなことからHIVに感染してしまいました。

表題のとおりの素人童貞で、まあもういい年だし、彼女作って結婚することもなかろう、と思ってはいたのですが、「自分の意思でしない」のと「病気でしたくてもできない」(※結婚という社会契約を行うこと自体は当然可能ですが、病気によって実現可能性は相当下がるでしょう)のでは大違いですし、それ相応にショックもありました。

いや結婚どうこうだけじゃなくて、仕事どうしよう、とか、治療はどうするんだろう、とか。

すでにHIV感染者向けの情報はネットにたくさんあります。治療も、標準医療を受けていれば、非感染者と変わらない寿命を維持できるとも言われています(これは、私もこれからなのですが)。

とはいえ、HIV感染者が、どんなことを考えて、気をつけて生活をしているのか、していくのか、ということは、人それぞれの視点があります。自分がHIVの感染を知って、何を考え、どのように行動したか。それを、ブログの形で記録に残すことにしました。

自分自身、まだ感染して日も浅く(治療もやっとこスタートするところです)、自らの勉強も兼ねてなので、内容に不足や誤りがあるかもしれません。Twitterなどでご指摘いただけると助かります。

私のケースはあくまで16616人(2017年12月31日現在の日本国籍を有するHIV感染者数)のうちの1つにすぎませんが、自分以外の感染者、あるいは感染者とともに暮らす人たちに役に立つことがあれば、または、HIVに興味を持った方の知的好奇心を満たすことができたならば幸いです。